中條晴香(ちゅうじょうはるか)

沖縄県出身
愛知県豊田市在住

 

着付け教室「キモノ華紋」主宰

着付け講師・着付け師・イベントプロデューサー

 

着物との出会い

初めまして。着付け教室「キモノ華紋」を主宰しています中條晴香と申します。

私は日常的に着物を着ているので、実家が呉服屋さんだとか茶道や華道に精通している家柄なのかとよく聞かれますが、全く逆で日本文化とはほとんど縁のない、普通の家で生まれ育ちました。

小さい頃の記憶では、夏祭りに浴衣を着たり、七五三の時に着物を着たかな?というくらいで、着物との接点はごくごく普通の人と変わらなかったと思います。

 

着物との出会いは、社会人になり何気なく通った近所のカルチャースクールの着付け講座でした。

当時は着物の種類やTPO、道具の名前すら全く知らないまま飛び込み、要領も悪かったのでなかなか1人できちんと着ることはできませんでした(笑)

それでも、美しい着物を身にまとっているときの、なんとも言えない感覚が大好きで教室に通っていました。

 

着物にハマったきっかけ

着物がどうにか一人で着られるようになり、着物を着て出かけたある日、道端で見知らぬ人から「お着物素敵ね~」と声をかけられました。

この時以外にも声をかけられたのをきっかけに、「実は私も着物をいっぱい持ってて、昔はよく着たのよ~」なんて話になったりすることも多々ありました。

私は今まで洋服を着て街中を歩いてて、「その服素敵ですね」と声をかけられることなんてありませんでした。

もしかしたらオシャレさんならそんな経験をした人もいるかもしれませんが、私は今までの人生の中で一度もありませんでした(笑)

そんな私が着物を着るだけで、知らない人からも声をかけられて、色々お話をするきっかけになるなんて、なんだかすごく嬉しいことだと感じました。

友人からも「自分で着物着たの?」「着物いいね!」と言ってもらえたりと、コミュニケーションのきっかけにもなり、人見知りの私にはすごく嬉しくも不思議な体験でした。

 

このような体験をすると不思議なもので、ちょっぴり自分に自信が持てるようになり、だんだんと自分の魅力に気づくようになりました。

自分に似合う色や着物のテイストも分かるようになると、今まではあまり興味のなかったメイクやヘアセットにも興味を持ってだんだんとオシャレをすることが楽しくなってきました。

着物に出会う前までは内気な私でしたが、今では同じ着物好きの仲間も増えて、その仲間たちと一緒にランチやショッピングに出かけたり、様々な会を企画したりと活動の幅も広がっています。

着物は、外見を美しく見せてくれるだけでなく内面までも輝かせてくれ、人生がとても豊かなものになりました♡

 

私の人生を変えた着物

着物に出会った頃の私は会社員をしていて、漠然と「このままの人生でいいのかなぁ」「何か変わりたいなぁ」と悶々と考えていました。

世間では「自分の好きなことをして生きる・自分を表現する時代」などと言われていてそんな生き方に憧れてはいましたが、日々の生活に疲れて感情をなくしてしまっていた私は、そもそも自分が好きなことが何かすら分からずにいました。

 

ひょんなきっかけで始めた着付けで、当時は週末にたまに着る程度でしたが、美しい着物を身にまとった時のちょっと気分が高揚する感覚、背筋が伸びてシャキッとする感覚、「キャッ♡」となってウキウキする感覚を感じることが楽しかったのを覚えています。

また、買った着物を広げて眺めてはニヤニヤするだけでも心満たされる時間でした。

そんな感覚を体験することで、私は少しづつ何かを好きになるという感覚や感情を取り戻してきました。

エネルギーが沸くと、上述したように、着物を着て出かけたり、友達が増えたり、オシャレやヘアメイクを研究したりと、様々なことに興味を持ち、自分を表現したいという思いが沸いてきました。

 

今になって思えば、私は感情のリハビリに着物を着ていたようですが、、(笑)

そうでなくても着物は、着るだけでウキウキしたり、テンションが上がったり、その人を魅力的に見せてくれます。

洋服とはまた違った不思議な感覚を感じることができます♡

現代ではそもそも着物を着る機会が少なく、着物にこんな力があることを知らない人が多いと思うと、とてももったいないことだと思いました。

自分の魅力に気づくことができる着物、それをもっと多くの人に体感してもらいたいと思い、着付け教室を始めました。

 

着物・着付け教室への想い

着物ってルールがたくさんあって難しそう、間違って着てたら怒られそうだから下手に着るぐらいなら洋服の方がいい。

とおっしゃる方がいますが、少し残念に感じます。

確かに着物には独特のルールがありますが、初めはそんなに難しく考えなくても良いと思っています。

まずは、着物を身にまとった時の、ウキウキしてテンションが上がる感覚を感じてほしいのです。

 

キモノ華紋の着付け教室では、着付けだけでなく基本的な着物のルールもお伝えしていきますが、それよりも、新しい着物のスタイルを提案したり、着物って楽しいのよ、あなたの魅力が引き出されるのよ、と伝えていくことが私の役割なのかなと思っています。

 

私の密かな夢は、「今日はこの洋服を着ようかな、それともこっちの着物を着ようかな」というくらいの気軽さを持って着物を楽しむ人が増えることです。

着物だからと堅苦しく考えずに、気軽に日常生活で楽しんでもらえたらいいなと思います。

ぜひ一緒にキモノライフを楽しみましょう♪