着物ビギナーさんが迷う襦袢について ~其の三~

こんにちは^^

着膨れたくないけれど、着物や帯は隠したくない、気に入る羽織も見つかってない、

でもはっきり言って『寒い!身八つ口から風が入るぅぅぅ~><』悩める若菜ですw

よし!お待ちしてくださっている方がいると、信じて言ってみます……o(;-_-;)oドキドキ

お待たせしました!襦袢編第三弾!!

今回は長襦袢についてお話させていただきたいと思っています

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先日ですね、とても驚いたことがあったんです

着物で街にお買い物へ出たときのことですが、

知り合いの若い女の子(17歳くらい?)に偶然会ったんですね

一言目は『若菜ちゃんすごい可愛い~~!』と、着物について褒めてくれたんです

二言目…『でも、どうして浴衣を二枚も着ているんですか??重ね着??』って

 

え??Σ(・ω・ノ)ノ!

 

成人式もまだの高校生です

和服と言ったら“浴衣”しか着たことがないのも頷けます

でも、やっぱり『日本の民族衣装なのに理解度薄いんだなぁ』と

ほんのりさみしい気持ちになってしまうのも、

お着物好きの皆様にはご理解いただけるでしょうか?

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現代、正式と考えられている長襦袢は、

当時の流行の最先端を行く遊女の方々が考案されたもので、

部屋着として着用していたものだそうです

初めは皆白い襦袢生地ばかりだったそうですが、他の女性との差別化を図るために、

主に遊女と御殿女中(大奥に仕えた女性のことですね)のような、

美しさを売りにする世界で、徐々に色や柄を付けたものを着始め、

それが一般にも広がったとされています

町の女性たちの目に最初に入った襦袢は女歌舞伎役者さんたちのものだったようです

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ちょっと掘り下げて、例によって歴史に基づいたお話をしたいと思います

(興味ないよって方はががっと下まで行っちゃってください笑)

 

元禄(1688~1704) 頃に今のものに近い長襦袢が現れ、その素材は縮緬や絞りでした

質感も割と高価で、色や柄のあるものも大変人気があったようです

着物自体も光沢のあるものや、

色柄の派手なものがおしゃれだと思うのはいつの時代も変わりません

ただ、この時代、定期的に幕府から“贅沢禁止令(正しくは奢侈禁止令と言います)”が

出されているようで、特に身分の低いものから順に厳しく、町人、武士、

果ては御台所のお召し物にまで制約がかかっていた時代もあるとか

1628年農民に対して、衣類に使う素材を木綿に制限

(ただし、名主および農民の妻に対してはの使用を許された)され、

下級武士に対しても紬・までとされました

次に1642年にはに絹を用いることを禁じられ、

更に脇百姓の男女ともに布・木綿に制限され、

更に紬が許された層でもその長さが制限されています

また色も、紫や紅梅色は高貴な色とされ禁止されていました

その後もわかっているだけで、1667年1788年1842年

に繰り返し同様の命令が出されています

禁止令が出てしばらくすると派手な着物は影をひそめ、

幕府の目を掻い潜るように、かわりに長襦袢をどんどん派手にしていくという

傾向にあったようです

また、見えないところに気を使う、といった日本人らしい心意気もあったのでは…

と言われています

また、江戸時代には赤(紅)色は魔よけになる、と信じられ

ほとんどの着物に赤い長襦袢を着ていたた時もあったようです

ちなみに、江戸時代後半から、武家はともかく、大きな商家でもなければ、

絹の長襦袢は高価なもので、手に入れることも難しかったようです

あまり文献には残っていないのですが、専門的なことを知る方たちの間では、

この頃にも相当数うそつき襦袢(当時なんと呼んでいたかは不明)が

使われていたのではないかと言われています

そして長きに渡り、チラ見せのおしゃれとされていた長襦袢も、

はては日本の誇る美の象徴、豪華絢爛な着物も、

戦争の過程で、素材や染料などを使用することを制限されたため、

昭和15年には製造されなくなったそうです

物不足が続いた戦後、少ない染料を薄めて使用したことから、

ぼかし染めが主流になったという経緯があります

その後、機械に頼る大量生産の時代へと移り変わり、

色柄は少しずつ戻ってきているようですが、長襦袢はどちらかというと

下着の感覚で淡い色が好まれる傾向にあるようです

(ちなみにわたしは真っ黒い長襦袢を愛用しております笑)

 

留袖には白じゃなきゃダメ!

訪問着や付け下げには淡い色じゃなきゃダメ!

紬や小紋にはちょっとなら遊び心を取り入れてもいいよ!

…というのが主流ですね笑

最近は色柄よりも素材に注目が集まることが多いようで(技術の進歩のおかげでしょうか)

絹、木綿、麻、ポリ、混合といろいろあり、季節、用途によって使いわけられるのが、

この時代の売りでしょうか

 

少しだけ遡って、大正時代は、最も長襦袢の柄のおしゃれが盛んでした

花、鳥、フランス人形、グラス、トランプ、ダンスのシーン、コスメなど、

遊び心のあるものがたくさんあり、色もとりどり、豊富だったようですよ

どうやら、その頃の復刻版が製造されているとかいないとか…

(わたしも興味津々なので見つけたらお知らせしますね!)

今どきの呉服屋さんではあまり見かけることもない派手~な長襦袢!笑

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さて、最後になりますが、長襦袢の着付けについて少しだけ…

 

『一番こだわってください!』

『一番時間をかけてください!』

『ここで着物のすべてが決まると思ってください!』

 

これ、本当です

襟の左右が崩れてしまう人、だんだん前に詰まってきてしまう人、

なんだか鏡に映る姿が決まらない人、着物を着るとなぜか老けて見える人、

おそらく、ほとんどの場合長襦袢を正しく着ることで解決されると思います

 

・背中心をちゃんと背中のど真ん中に

・襟の抜きは背筋を伸ばしてスッと下へ引き

・襟合わせはちょっと詰まってるかな?くらいの鈍角に

・合わせは胸をしっっっかり覆い隠すように

・背中とお尻のシワだけは許さないで!

 

ボンキュッボンのスタイルのいい人、痩せっぽちの人は特に苦労すると思います

(補正はしますがあくまで補助ですから(;´▽`A“)

こればかりは、自分の体形に合わせて、

一番きれいに見える着方を練習するしかありません

 

ぜひ一緒に綺麗な着姿、探しましょう♡

若菜

 

 

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